Harp はスタティックサイトジェネレータだと思っていたけど、どうやら Web サーバにプリプロセッサがくっついたものらしい。このポストを書こうと思って公式ページ見たら気づいたので、レビューはスタティックサイトジェネレータとして見たときの感想です。
The static web server with built-in preprocessing.
Harp の特徴
インストール後すぐに開発が始められる
(初心者にやさしい) Assemble より簡単。デフォルトはプロジェクトルートがコンパイルされる。他のツール同様の Framework style がある。かなりシンプル Framework style ではとりあえずプロジェクトルートに harp.json と public フォルダを用意する。 以下のようにターミナルでサーバを立ち上げると/public 以下がコンパイルされ、ブラウザから http://localhost:9000/ にアクセスできるようになる。
$ harp server
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Harp v0.11.2 – Chloi Inc. 2012–2014
Your server is listening at http://localhost:9000/
Press Ctl+C to stop the server
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完成したプロジェクトを静的ファイルに書き出すには以下のようにすると /web 以下に書きだされる。
$ harp compile
パッケージマネージャがある
Harp Components (bower 的な)と連携できる。Punch より柔軟かも。でもファイルパスの修正が必要だったりや README のインストール方法の情報が古くてなんか微妙。 以下のようにして /public ディレクトリに components をインストールする。
$ cd public/ #publicディレクトリに移動
$ component install harp/bootstrap
install : harp/bootstrap@master
complete : harp/bootstrap
まとめ
ほとんど書くことのないまままとめですが、良くも悪くもシンプルで特筆すべき事がとくなかった。ただ、自動でテストを走らせる事、ブラウザのリロード、コンパイルする機能がないから、Grunt に慣れてるような人はそっちを使ったほうがよい気がする。