検討から購入まで
仕事で愛用しているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) の Window Manager が一日に一度程度暴走するようになり、一旦暴走し始めると CPU 使用率が 60%からなかなかさがらないので困っていました。
新しい 16 インチの Macbook Pro の発表の噂もあったけど、悩んだものの大きすぎるので見送ることにした。
近いうちに WSL2 もためしてみたいし久々に自作 PC することも検討したけど、ゆっくり検討する時間もも ATX ケース置く場所もないなーと思ってたら Ryzen APU を積んだ超小型デスクトップマシンがあることを知る。
ThinkCentre M715q Tiny、サイズは Mac Mini サイズでキャンペーン適用し不要なパーツを外してなんとお値段なんと¥ 33,110
購入時の構成は以下のような感じ
- AMD Ryzen 5 PRO 2400GE (3.20GHz, 4MB)
- Windows 10 Home 64bit
- 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
- 128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
- 内蔵ギガビットイーサネット
- 内部モノラルスピーカー
- HDMI ポート
これに SSD 500GB とメモリ 16GB を別途買い足し換装(+15,000)
- Samsung SSD 500GB 860EVO 2.5 インチ
- PATRIOT パトリオットメモリ ノートパソコン用メモリ SODIMM DDR4 2666MHz PC4-21300 16GB (8GBx2 枚組) CL19 PSD416G2666SK
合計 5 万円以下で新しい環境を手に入れました。
Linux へ
Win10 をさわったもののやっぱりいまいちしっくり来なかったのと WSL2 は 2020 年の 5 月頃とのことなので昔さわったことのあった Desktop Linux の世界へ。ただし、ここからが茨の道。。。
試した Linux ディストリビューションは以下の 3 つ
elementary OS
アプリや UI もよく調整されていて、好印象。もはやこれで良いと思ってた。
負荷がかかるタイミングで完全にフリーズする
メジャーな OS の方がやっぱりいいかな?と思い
Ubuntu
やっぱり負荷がかかるタイミングで完全にフリーズする。Linux カーネルのバージョンを疑い始める。5.0 系だったはず。
Manjaro
Rufus で Live USB を作成するも起動せず。USBWriter で作成すると起動。
Manjaro KDE
現時点で Linux カーネルは 5.3 系
ディスプレイ上のウィンドウを動かすとノイズが発生(ドライバの問題か?)
Manjaro Gnome
関係ないとだろう思いつつ一応試す。治った(なぜ)
OS 選定
Manjaro Gnome で Manjaro KDE にあったようなノイズは発生しなくなった。ただし、やはり瞬間的に負荷がかかるような処理でフリーズはすることがある(かなり少なくなった)。Arch Linux 系は初めて触ったけど、非常に良い感じなので Ubuntu に戻さずこのまま使うことにした。
まとめ
5 万円以下で、快適な環境が手に入ったので非常に満足。OS に不安定さが多少残るものの問題のないレベルまで落ち着いた。Arch Linux ベースの Manjaro はかなり良い。
その話とセットアップ編は今度書く。